フェーズⅠ:企画段階~具体化(実施期間 2009年1月~8月)
1. 事業の概要
日本の製造業は、高付加価値な部品生産に競争力を持ち、その為、一体化、複雑化された形状の部品加工は避けられない。検査業務も同様であり、複雑化された部品の検査を簡易的に、精度良く、早くする事は経営の課題である。
そこで本事業は、位置決め技術を用いて容易に寸法が測定出きる方法を確立し、簡易的な検査装置を開発する。それによって、検査の効率化、コスト低減、判定精度の向上を実現させお客様に貢献する。
2.市場ターゲット
①ダイカスト業界への展開
②他の業界、新分野への展開
3.部品検査機のコンセプト
(1)検査機能
①部品の色に関係なく測定、検査できる画像処理検査システムを実現する。
②寸法測定以外に種別判別等、画像処理の機能を生かした多機能に対応できる部品検査機を実現する。
③検査制精度は、10μオーダーを実現する。
④部品検査機の校正は、校正用ゲージを容易し社外校正は、そのゲージのみで行えることを実現する。
(2)カスタマイズ(オプション)機能
①自動搬入搬出、自動測定、自動判別の機能を装備し無人化のラインにも対応する。
②専用機にせず、簡単な段取り替えで他の部品への測定も容易しコストメリットの大きい製品を目指す。